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摩夜の恐山お参り
それはある日、ソウルメイトの何気ないニッサン電気自動車モニターに当たり無料貸し出しの電話が始まりでした。結局無料で青森に行ける。そんな単純な流れが今思えば「恐山お参り」してきなさいの道標だったような気がしています。道中はなれない電気自動車の関わり方も初体験とあってまあまあ「いろいろ」ありましたがある意味楽しくいってきました。
「今思えば 不思議体験もところどころにあって良かった気がします」でも、もう車での函館コースまわりは遠慮したいと思っています。(笑)
やっとこの地に降り立つ事が出来ました。
心の蟠りを取り除くべく私は呼ばれたのだと思っています。
ここにくるまでの間ゲリラ豪雨や雨あられと、前途多難な天候の中、正面をくぐるときには神様の光が降臨したかのように晴れて来たのです。
私はなんとも言えない昔なつかしかった嬉しさで、雨があがったのにもかかわらず
傘をはずすことができないくらい涙が溢れていました。
「おかえりなさい」とのことばが、初めて訪れた地のはずなのですが、そんな感じで私は導かれるように奥へ奥へと進んで歩いていました。
そこには水子供養の場所に・・・
私は前世で子供を亡くし現世でも同じく子供を亡くしていて
私を優しく向かい入れてくれるかの様に真直ぐこの場所にこさせたのでした。
私はその場所でひざまずき祈りをささげると
今まで吹いていなかった風がどこからかこの子達の周りの風車を一斉に回しはじめたのでした。
後ろでまたれていた方からは「え!」っと言う声が聞こえてきましたが、私には皆のあいさつの様に心の中にスーッと溶けこんでいきました。
ありがとう、ありがとう、ありがとう、会いに来てくれて、ありがとうと・・・・・
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